

国や文化、時代によってさまざまなちがいがあることを学んだ証(あかし)

手を合わせると、おべんとうがいろいろな国の料理(りょうり)にかわる力だ。でも、どこの国のどんな料理(りょうり)にかわるのかはえらべないのだとか。





ねぇねぇこれ見て! 「サメとり用がらがら」だって~。赤ちゃんをあやす道具かと思ったんだけど、漁(りょう)でサメをおびきよせるときに使うみたい。


へぇ~、ココナツのからで作られているんだね。がらがらという音がサメには魚のむれの音に聞こえるのか…。でも、おびきよせたサメはどうやってつかまえるのかな?

がらがらでおびきよせたサメの頭に、輪(わ)にしたあみを引っかけて、木製(もくせい)のぼうでたたいてしとめるって書いてあるよ!でもけっこうむずかしそう…というかこわい!

オセアニアにはサメがたくさんいるんだよ。私はオーストラリアに行ったことがあるんだけど、そこで「夕方に海水浴場(かいすいよくじょう)に入ってはいけない」と言われたんだ。夕方になるとサメが入ってくるからだって!

海水浴場(かいすいよくじょう)に!?

そうそう。だからオーストラリアのビーチには、海や泳ぐ人を見守るライフセーバーがいるんだ。私がオーストラリアに行っていたころは、テレビで毎日ライフセーバーの番組が放送されていたよ。サメが海水浴場(かいすいよくじょう)に入ってくるようすも、うつっていたな…。

ぴゃーっ!野生のサメに出会いたくない!ぜったいに!


国立民族学博物館(こくりつみんぞくがくはくぶつかん)では、世界や日本のさまざまな地域(ちいき)の食べ物やそれらにかかわる道具を見ることができたよね。日本にもそれぞれの地域に古くから伝わる料理(りょうり)があるけれど、こういった料理のことをまとめて何とよぶのか、教えてね。

学校の給食(きゅうしょく)や家でのごはんで食べたことのある、自分の住んでいる地域(ちいき)に古くから伝わる料理(りょうり)を1つ教えてね。また、その料理には、どんな食べものが使われていたのかな?思い出したり、調べたりしてね。

自分が住んでいるところ以外にも、日本にはその地域(ちいき)に古くから伝わる料理(りょうり)がさまざまあるの。その中からあなたが食べてみたい料理を1つ教えてほしいな。また、その料理がなぜ、その地域(ちいき)で生まれたのかも調べてほしいの。

国立民族学博物館(こくりつみんぞくがくはくぶつかん)では、世界や日本のさまざまな地域(ちいき)の家を見ることができたよね。その中に岐阜県(ぎふけん)や富山県(とやまけん)の一部で見られる特ちょう的なつくりの家のもけいがあったけれど、このつくりを何とよぶのかな?

サブクエスト①で教えてくれた家は、なぜ特ちょう的なつくりをしているのかな?その家がたてられている地域(ちいき)の「気候(きこう)」に注目して考えて、その理由を教えてね。

日本でもさいきん、夏の気温が高くなったり、急な大雨がふったりと気候(きこう)がかわってきたよね。世界や日本のさまざまな地域(ちいき)の特ちょう的な家やくらしについて調べて、自分たちの家やくらしにも役立てられるくふうを1つ教えてほしいの。