ノートは綺麗に書けた方がいいの?

自然な速度で綺麗に書けることはとても重要です。一方でノートの目的を忘れると困ることが起きます。

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文字は綺麗な方が良いものです。「相手に読みやすいように書く」ということはマナーの面からも、また「常に相手の目線に立つ」という対人関係スキル育成の観点からも非常に重要です。
しかし一方で、習字のような綺麗な字を普段からノートで書くことは必ずしも良いことではありません。ノートは授業中に(1)先生が解説してくれた考え方・解き方など「思考の流れ」を整理して書くもの、(2)知識事項を忘れないように書くもの、(3)問題を解いたり、漢字や英単語のスペルを書いてトレーニングをするためのもの、という働きがあります。綺麗に書くことに気を取られて、(1)や(2)がおろそかになるのは本末転倒です。また、(3)においても解くスピードがおろそかになると問題です。ただし、漢字・スペルなどを覚えるために書く場合には丁寧に書く意識は持ちましょう。